すな粉妄想日記

「……ふむ」

ユーゴの姿を、ダレスは至極冷静な様子で眺めた。

「やはり、ここで感じるのは無理か」

「っ、あ…！！」

異物を咥え込んだ入口を指でなぞると、
ユーゴの肢体がびくんと跳ねた。

「…、は…、ぁ…」

唇から弾むような吐息が漏れる。

「無難にこちらから責めるとしよう」

ダレスは軽く頷き、
細い指先をつっと伸ばした。

「…！なに、を…」

ユーゴは目を見開いて
体を震わせる。

自分に降りかかる未知の感覚に、
心底怯えていた。

「…！！」

ダレスの指がユーゴの中心に触れる。

途端、強烈な衝撃が
ユーゴの全身を駆け巡った。

「あ、あぅっ！！」

熱い疼きが確かな快感となって、
体中に浸透していく。

「ここが…良いのかな」

ダレスは満足そうな笑みを浮かべると、
指先に力を込めた。

「…っ！！」

敏感な場所をなぞるように
愛撫してやる。

先端の割れ目から、
たちまち透明な雫が溢れ出す。

「あ…、はぁ…っ！！」

ユーゴはたまらず声を上げたが、
それは紛れもなく悦楽によるものだった。

「や、やだあっ…」

激しく身悶えしながら、
与えられる快感に翻弄される。

「！…ぅっ、」

ねっとりとした感触が
芯に絡みつく。

指先が幹を擦り上げ、
舌が先端を執拗にまさぐる。

「くあっ…！！」

主の意に反して昂ぶったそこは、
あらゆる刺激に過敏なまでに反応した。