すな粉妄想日記

管理人の不届きな妄想日記です；主にＹｓ０ファクト兄弟中心。 ※オリジンネタバレ注意※

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誰か、僕を２

「聖闘士星矢Ω」なんだかんだでやっぱり楽しい…！！
メディア母さんの妖艶っぷりがたまりませぬ。
しかし今回の話…忍者だけで良かったのでは？
龍峰はもう見せ場あったでしょうが～。
そしてミケーネさんまさかの瞬殺！？
せっかくの見せ場なのに…か…悲しすぎる；

しかしどうして、投稿した後に
直したい箇所が目に付くのでしょう（涙）

↓本日のファクト兄弟＋α妄想↓ ※１８禁※

[1回]

ユーゴの脳裏に、過去の記憶が浮かんだ。

『父上……』

厳しく、遠い存在。

射るような視線。

激しい叱責。

ぬくもりを与えてもらった事など、ない。

どんなに望んでも、求めても。

『父上…！！』

「…う…、…ぅ…」

ダレスに組み敷かれながら、
ユーゴは子供のように泣きじゃくった。

体を陵辱される痛みよりも、
心を踏みにじられた悲しさのために。

華奢な体を震わせて、
ひたすら涙を流し続けた。

「…父……上……」

つと、細い指先が濡れた頬に触れる。

「……！」

優しくゆっくりと涙を拭う。

「ユーゴ」

ダレスが、再び囁く。

「っ！！」

びく、とユーゴが身を竦めた。

「あ…、はぁっ…！！」

ダレス自身が容赦なく
敏感な場所を刺激してくる。

激しい快感に、たまらず身悶えた。

「…それに」

声にすら犯されている錯覚に囚われる。

「兄も、君を見捨てた」

「…！！」

「君を置いて、家を出たのだろう？」

「…や…」

「父も兄も…誰も、君自身を必要としなかった」

「や、止めて…」

ユーゴは必死で頭を振る。

「止めてくれ…！！」

その唇から、悲痛な叫びが迸った。