すな粉妄想日記
管理人の不届きな妄想日記です; 主にYs0ファクト兄弟中心。 ※オリジンネタバレ注意※
窓の向こうに20
- 2018/02/14 (Wed)
- Ysオリジン |
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「どうしたの?そんな疲れた顔して…」
部屋に戻ると同時に、そう尋ねられる。
ルームメイトであり幼馴染みでもあるリコから。
彼は家が近くという事もあって子供の頃から一緒で、
気の置けない友人でもある。
「いや……別に」
何でもない―と言いかけたユーゴだったが、
そこでふと思いついて、質問してみた。
「リコは…好きな人とかいるのか?」
「え?」
丸い眼鏡の奥の大きな瞳が、くっきりと見開かれる。
唐突な質問に面食らったらしい。
が、
「う~ん、ないなぁ…というより
考えた事なかったし」
まばたきを何度か繰り返した後、
そう返事をしてきた。
「そもそも相手がいないよ」
同意を求めるように、肩を軽くすくめて見せる。
「そうか……」
ユーゴは頷く。
期待していた通りの答に、心の中で安堵の溜息をついた。
「そうだよな」
自分が疎すぎたのかと若干不安になったけれど、
皆が皆、恋愛事に興味を持っている訳ではないのだ。
「あ、でも」
ほっとした様子のユーゴに向かって、
リコが悪戯っぽく言葉を続ける。
「君が女の子だったら、好きになったかもね」
「…はぁ!?」
「あはは、冗談だよ」
「お前……」
屈託なく笑う幼馴染みを見ると、
今までの事が急に現実離れしたものに思えてきた。
ダレスから聞かされた話は、
完全に常識の外だったし、
それが身内の周りで起こっているなどと
想像もしていなかったのだから。
(同性に恋愛感情なんて…)
ただ不思議なのは、その衝撃的な事実に対し、
ほとんど嫌悪感を感じなかった事だ。
とても驚きはしたものの、
そういう形もあるのかと受け入れる事が
できてしまった。
部屋に戻ると同時に、そう尋ねられる。
ルームメイトであり幼馴染みでもあるリコから。
彼は家が近くという事もあって子供の頃から一緒で、
気の置けない友人でもある。
「いや……別に」
何でもない―と言いかけたユーゴだったが、
そこでふと思いついて、質問してみた。
「リコは…好きな人とかいるのか?」
「え?」
丸い眼鏡の奥の大きな瞳が、くっきりと見開かれる。
唐突な質問に面食らったらしい。
が、
「う~ん、ないなぁ…というより
考えた事なかったし」
まばたきを何度か繰り返した後、
そう返事をしてきた。
「そもそも相手がいないよ」
同意を求めるように、肩を軽くすくめて見せる。
「そうか……」
ユーゴは頷く。
期待していた通りの答に、心の中で安堵の溜息をついた。
「そうだよな」
自分が疎すぎたのかと若干不安になったけれど、
皆が皆、恋愛事に興味を持っている訳ではないのだ。
「あ、でも」
ほっとした様子のユーゴに向かって、
リコが悪戯っぽく言葉を続ける。
「君が女の子だったら、好きになったかもね」
「…はぁ!?」
「あはは、冗談だよ」
「お前……」
屈託なく笑う幼馴染みを見ると、
今までの事が急に現実離れしたものに思えてきた。
ダレスから聞かされた話は、
完全に常識の外だったし、
それが身内の周りで起こっているなどと
想像もしていなかったのだから。
(同性に恋愛感情なんて…)
ただ不思議なのは、その衝撃的な事実に対し、
ほとんど嫌悪感を感じなかった事だ。
とても驚きはしたものの、
そういう形もあるのかと受け入れる事が
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すな粉
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性別:
女性
自己紹介:
妄想大好き酪農家。
牛と子供の世話に追われる
日々を送っています。
極度な面倒臭がり屋。
どうにかしなければと思いつつ
どうにもなっていません(汗)
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どうにかしなければと思いつつ
どうにもなっていません(汗)
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