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すな粉妄想日記

管理人の不届きな妄想日記です; 主にYs0ファクト兄弟中心。 ※オリジンネタバレ注意※

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書斎にて5

通学班の集合場所まで息子を送って行くのに、
2才の娘がついて来る事があります。
それは良いのですが、この娘…

自分で歩こうとしないのです。

すでに玄関で手を広げて「だっこ」を要求しています。
最初から歩く気がないんだったら、留守番してなさいよ!?

↓本日のファクト兄弟妄想↓

拍手[2回]

しばらくの間、兄弟は無言で
お互いを見つめていた。

静寂が部屋に満ち、
まるで重さを纏ったように
のしかかる。

1秒が何倍にも感じられ、
永遠にこの時間が続くのではないかと
思われた。

「…本当に、」

先に沈黙を破ったのは、
ユーゴだった。

「不器用だね、兄さんは」

そう言って
静かな微笑を浮かべる。

「嘘をつくのが下手すぎるよ」

「…!!」

最早、トールには自分の感情を
押し殺す事などできなかった。

沈黙が肯定を意味した。

弟は…
おそらくもう気づいているのだ。

父との関係を、
兄が知ってしまった事に。

そうでなければ、こんな夜遅く
会いに来る筈がない。

胸の奥がずきりと痛んだ。

(ユーゴ…)

弟が何を思っているのか、
トールは必死に理解しようとした。

しかし、自分を見つめる瞳に
どんな感情や意思が込められているのか、
いくら考えても判らない。

(…俺は)

弟の顔に視線を止めたまま、
トールは自問した。

(ユーゴを、抱きたいと思っているのだろうか)

今まで、弟をそういう目で見た事は
1度もなかった。

ただただ愛しくて、守ってやりたい…

そんな大切な存在だった。

しかし、あの時…

自分が頭に思い浮かべていたのは
まぎれもなくユーゴの姿だった。

快感に溺れて、
艶かしい声を上げる弟の…

行為の後、激しい自己嫌悪に苛まれたが、
それはもうどうしようもない事実なのだ。
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自己紹介:
妄想大好き酪農家。
牛と子供の世話に追われる
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極度な面倒臭がり屋。
どうにかしなければと思いつつ
どうにもなっていません(汗)

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