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すな粉妄想日記

管理人の不届きな妄想日記です; 主にYs0ファクト兄弟中心。 ※オリジンネタバレ注意※

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友人以上…?20

以前、旦那が「聖闘士星矢」について語った事。
「助っ人に来た時、1番頼りにならなそうなのは氷河」だと。
星矢は主人公だから何だかんだで最後には勝つ。
紫龍は最も頼もしく「キン肉マン」で言うならロビンマスク並。
瞬は潜在能力が凄い上に一輝がついてくるので安心。
一輝はチート。勝たなくてどうする。
要約するとこんな感じで(笑)全く否定できない;

今日はらくがきの方も更新しました♪
蜂蜜まみれのユーゴ君です。

↓本日の幼馴染み妄想↓

拍手[2回]

「別に…何も」

一瞬だけ浮かんだユーゴの表情を
リコは見逃さなかった。

「どうして、そんな事を訊くんだ?」

しかし答えた時はもう、いつもの彼に戻っていた。

年齢以上に大人びて、落ち着いた雰囲気の幼馴染みに。

「………」

その姿を見たリコの胸がちくりと痛む。

同時に、ある感情が湧きあがってきた。

「ねえ…ユーゴ」

若干ためらいつつ、リコは
真剣味を帯びた口調で言った。

「こんな時に言うのは、卑怯かもしれないけど…」

そこで一旦口を噤む。

続きを言おうか言うまいか、
迷い始める。

(僕は……)

ユーゴとは、昔からの付き合いだった。

神官家の子供同志という事もあって、
小さい頃は良く遊んだものだった。

ユーゴが後継者となってからは
会う回数もめっきり減ってしまったが…

たまに会う時は、お茶を飲んだり、
他愛もない会話を交わしたりして
楽しい時を過ごしていた。

幼馴染みとの時間は、穏やかな幸福感に包まれていた。

いつからだったかはもう、思い出せないが…

リコはユーゴに恋していた。

初恋だった。

けれど、気付いていた。

相手を想っているからこそ、気付いてしまった。

幼馴染みは、自分ではない相手に
恋をしていると。

そしてそれはおそらく…

(トールさん…なんだろうな)

証拠がある訳ではないが、
漠然とそう感じていた。

それでも相手を好きな気持ちが変わる訳ではなく、
却って愛しさは募るばかりだった。

辛くて苦しくて、なのに
それを告げる勇気もなくて。

ずっと、胸の奥に秘めてきた。

それが今…どうしようもないほど
込み上げてきている。

この感情を告げてしまえば、
今までの関係を続ける事はできなくなるだろう。

顔を合わせる事さえ、辛くなるかもしれない。

(だけど、僕は…!)

リコは思い切って顔を上げる。

「……?」

目前の相手は、そんな彼の様子に
微かな戸惑いを見せていた。
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自己紹介:
妄想大好き酪農家。
牛と子供の世話に追われる
日々を送っています。
極度な面倒臭がり屋。
どうにかしなければと思いつつ
どうにもなっていません(汗)

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