すな粉妄想日記
管理人の不届きな妄想日記です; 主にYs0ファクト兄弟中心。 ※オリジンネタバレ注意※
僕と君と、もう1人2
赤ん坊は、僕の腕の中で
すやすやと寝息をたて始めてしまった。
「…眠っちゃったみたいね」
ユニカがそっと子供の顔を覗き込む。
「ベッドに連れて行こうかしら?」
「いや、せっかくだから
このまま僕が抱いてるよ」
視線を落として僕は答える。
「え、でも…」
「君も今のうちに休んでおくといい。
まともに眠っていないんだろう?」
彼女は少し逡巡した後、
「ありがとう。じゃあ、お願いね」
泣き出したら起こしてくれてかまわないから…
そう言い残して、ユニカは寝室へと入っていった。
椅子にそっと腰掛けて、
僕はまた赤ん坊に目を向ける。
子供はとても気持ち良さそうに
眠っていた。
(…なんて無防備なんだろう)
全てを親に委ねるしかない
あまりにも頼りないその生命。
自分達が守ってやらなければ、
生きていく事すら叶わないのだ。
(……)
僕の脳裏にふっと、ある人物の姿が浮かぶ。
(…父上)
自分や兄が産まれた時、
父はどんな気持ちだったのだろうか?
こんな風に、優しく抱いてくれた事が
あったのだろうか?
少しでも、僕を…
愛しいと感じてくれたのだろうか。
すやすやと寝息をたて始めてしまった。
「…眠っちゃったみたいね」
ユニカがそっと子供の顔を覗き込む。
「ベッドに連れて行こうかしら?」
「いや、せっかくだから
このまま僕が抱いてるよ」
視線を落として僕は答える。
「え、でも…」
「君も今のうちに休んでおくといい。
まともに眠っていないんだろう?」
彼女は少し逡巡した後、
「ありがとう。じゃあ、お願いね」
泣き出したら起こしてくれてかまわないから…
そう言い残して、ユニカは寝室へと入っていった。
椅子にそっと腰掛けて、
僕はまた赤ん坊に目を向ける。
子供はとても気持ち良さそうに
眠っていた。
(…なんて無防備なんだろう)
全てを親に委ねるしかない
あまりにも頼りないその生命。
自分達が守ってやらなければ、
生きていく事すら叶わないのだ。
(……)
僕の脳裏にふっと、ある人物の姿が浮かぶ。
(…父上)
自分や兄が産まれた時、
父はどんな気持ちだったのだろうか?
こんな風に、優しく抱いてくれた事が
あったのだろうか?
少しでも、僕を…
愛しいと感じてくれたのだろうか。
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すな粉
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性別:
女性
自己紹介:
妄想大好き酪農家。
牛と子供の世話に追われる
日々を送っています。
極度な面倒臭がり屋。
どうにかしなければと思いつつ
どうにもなっていません(汗)
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