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すな粉妄想日記

管理人の不届きな妄想日記です; 主にYs0ファクト兄弟中心。 ※オリジンネタバレ注意※

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もしトールが定期的に帰省していたら5

夕べは親子4人でお気に入りのラーメン屋さんに
出かけて来ました。いつもいる若い女性店員さんに
「ちょっとお久しぶりですね」と言われました^^
子供達に良く声を掛けてくれて、とても親切な店員さんです。
が、凄い勢いで食べていた息子が突然吐いてしまい;
すみません店員さんすみません(号泣)
家に帰ったらまた吐いていたので、
もしかして風邪でもひいたのかな…

↓本日のファクト兄弟妄想↓

拍手[2回]

「お前は、覚えていないかもしれないが…」

トールの唇がふっと綻んだ。

「家に戻ればいつもお前がいて…」

その眼差しに、懐かしさの色が浮かぶ。

『おかえり…兄さん』

あどけない声が
トールを出迎える。

小さな体が駆け寄って来る。

零れるような笑顔。

「それが俺には…救いだった」

「………」

ユーゴは思わず、兄を見つめた。

そんな事が…?

確かに自分は、いつも兄の帰りを待っていた。

兄が訓練から戻るのが待ち遠しくて。

その姿が目に入ると、駆け寄って抱きついた。

「どんなに訓練が辛くても、
お前が俺を支えてくれたんだ」

トールは優しくそう言って、
弟の頭を撫でた。

手の平から、溢れんばかりの愛情が伝わってくる。

ユーゴはくすぐったそうに身を竦めながら、
不思議な気持ちに捕らわれていた。

自分は何も、特別な事をした訳ではない。

ただ、純粋に兄が好きだっただけだ。

愛情をそのまま表現していただけ。

なのに…それが救いだったのだと兄は言う。

素直に嬉しく思う反面、強い罪悪感を覚えた。

(だって…僕は…)

兄が家を出ると告げた時…

ユーゴは自分の無力さを痛感した。

兄のために何もしてやれなかった
自分を、恨めしく思った。

家を出るという事は、
正統後継者の地位を捨てるという事に
他ならない。

兄は、そこまでの決断を迫られていたのだ。

にもかかわらずユーゴは、
何も気づかないまま甘えてばかりいた。

兄の心の変化が、分からなかったのだ。
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自己紹介:
妄想大好き酪農家。
牛と子供の世話に追われる
日々を送っています。
極度な面倒臭がり屋。
どうにかしなければと思いつつ
どうにもなっていません(汗)

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