すな粉妄想日記

管理人の不届きな妄想日記です；主にＹｓ０ファクト兄弟中心。 ※オリジンネタバレ注意※

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解ける絆１

明日は入園式、明後日は入学式と続くので、
少し速度が落ちるかもしれません（涙）
これから雑巾を縫ってきますー；

「君の弟は、素晴らしかったよ」
ダレスは楽しくて堪らないというように笑みを零した。
「…！！」
その言葉にトールは顔を歪める。
握り締めた拳が震えていた。
「最初は一応、抵抗していたがね」
そんな相手の様子を伺いながら、ダレスは続けた。
「すぐに従順になってくれたよ」

…なんてネタもあったのですが、先が続かなくなりました；

↓本日のファクト兄弟妄想↓

[3回]

「兄さんっ…、いや…！！」

真っ白なシーツの上に押さえつけると、
弟は悲痛な叫び声を上げた。

細い腕、華奢な身体。

力づくでねじ伏せるのはたやすい。

碧い瞳が大きく見開かれ、
はっきりと怯えの色が浮かんでいる。

「…兄さん…」

訴えるように見上げてくる弟。

その視線を受け止め、見つめ返す。

言葉の代わりに伝える。

もう、戻る事はできないのだと。

純粋な兄と弟の関係には。

狂おしいほどに愛しくて、
求めずにはいられないのだ。

「……」

兄の心情を察したのか、
ユーゴは諦めたように瞳を閉じた。

身体が僅かに震えている。

胸の片隅で罪悪感を感じながらも、
欲望を抑えるのは無理だった。

「ユーゴ」

せめて、限りなく優しくしよう。

できるだけ
痛い思いをさせないように。

トールはそのまま、
弟の身体に唇を落とした。