すな粉妄想日記

管理人の不届きな妄想日記です；主にＹｓ０ファクト兄弟中心。 ※オリジンネタバレ注意※

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絶望の真実６

めっきり秋らしくなりましたね～！！
昨日は廃品回収の日でした。ＰＴＡ役員なので、
担当地区の分も回収したのですが…
４ヵ所回って、結構量もあり、少々疲れました；
朝の搾乳が終わってすぐだったし…休む時間ねぇ（涙）
でも娘が「作文に書くから」とついて来てくれたのは
大変ありがたかったです。回収している時、
おばちゃんにジュースをもらったり、
おじいちゃんにロープをかけてもらったり、
人の情けがしみじみ心に沁みました。
ありがたやありがたや（感涙）

さて、久しぶりにＴＯＰ絵を更新です♪
あの背景をどうしても使いたかったので、
ハロウィンらしく吸血鬼ユーゴの絵に^^
少し早いかと思ったのですけど、お店でも
ハロウィングッズを売り出していますし。
わざとお菓子をやらずにユーゴに悪戯される
トール兄さんのお話が読みたいです（どんなだ）

↓本日のファクト父子妄想↓

[1回]

「っ……」

暴走する魔に意識を飲み込まれそうになる。

（駄目だ……、もうっ……！！）

ユーゴが限界を感じたその時、

「させるか！！」

飛び出して来た人影が、カインに攻撃を放った。

目で捕らえられない程の素早さであったが、
カインはそれを難なくかわす。

掠り傷ひとつ負っていない。

しかし、集中力を失わせるには十分だった。

「む……」

たちまち結界の光が弱まる。

（く…、はぁっ…！！）

ぎりぎりのところで、
ユーゴは意識を留めた。

次の瞬間ー

腕を掴まれたかと思うと、
強い力で結界の外へ引きずり出される。

そのまま、逞しい胸に抱き止められた。

「あ……」

認識するより早く、相手の名前が口をついて出る。

「トール兄さん…！！」

ユーゴは思わず安堵の溜息を漏らす。

一気に体の力が抜けていく。

が、直に今の抜き差しならない状況を再認識する。

荒い息をしながら、どうにか声を絞り出した。

「兄さん…、父上が……」

弟の必至の訴えに、トールは強く頷いた。

「分かっている」

兄弟は、目前の脅威へと視線を向けた。