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すな粉妄想日記

管理人の不届きな妄想日記です; 主にYs0ファクト兄弟中心。 ※オリジンネタバレ注意※

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窓の向こうに24

軽い気持ちで描き始めた実録漫画ですが、
なかなか楽しいですね~!!
たいした事のない日常ネタなのですけども;



この漫画を描いている時、
リチャード・クレイダーマン氏の
微笑みのバネッサという曲を聴いていました。
何度聴いても素敵な音楽です♪

↓本日のファクト兄弟+α妄想↓

拍手[1回]

「はぁ~…」

先程よりも更に大きく目を見開くと、
リコが驚きの声を漏らす。

瞳が眼鏡に負けず劣らず、まんまるになった。

「そんな事があるんだねぇ」

しかし嫌悪感じみた感情は持たなかったらしく、
その表情に拒絶や軽蔑の色などは全く見られない。

ユーゴは彼の反応を見ると
内心ひどくほっとしながら、

「…僕も今まで全然気がつかなかったんだ」

この気持ちを共有する相手ができた事を
素直に喜んだ。

ひとりで考え込むにはあまりにも、複雑すぎる問題だったから。

「…けど、トールさんは確かに格好良いからなぁ」

リコの口調が少しばかり真面目なものになる。

「憧れが強すぎると、恋愛感情になったりするのかも」

「そ、そういうものなのか…?」

「ちなみにユーゴはどう思ってるの?」

「え?」

「お兄さんがそんな風に慕われてるって事についてさ」

そう言われて、はっとする。

「どう……って……」

とにかくひたすら混乱するばかりだったため、
自分の気持ちを考える余裕などなかったのだ。

彼の言葉に改めて、ユーゴは考え込んでしまう。

兄が好かれるのは弟にしてみればやはり嬉しい。

ただそれが、同性からの愛情じみたものとなると……

「お兄さんっ子の君としては、内心穏やかじゃなかったりする?」

「う………」

付き合いが長いだけあって、幼馴染みは的確に
ユーゴの気持ちを言い当ててくるようだ。

あやふやで認識できない感情が、そうして言葉にされた途端、
明確な形を持ってくる。
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すな粉
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性別:
女性
自己紹介:
妄想大好き酪農家。
牛と子供の世話に追われる
日々を送っています。
極度な面倒臭がり屋。
どうにかしなければと思いつつ
どうにもなっていません(汗)

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