すな粉妄想日記

管理人の不届きな妄想日記です；主にＹｓ０ファクト兄弟中心。 ※オリジンネタバレ注意※

[PR]

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

窓の向こうに１

寝ても覚めてもカミュ主カミュ主カミュ主で
正直、大丈夫か自分！？な感じです…ええもう…
旦那と息子から「早くゲームクリアしろよ！！」と
責められていますが、描きたいと思った時に描きたいのです；
もちろんゲームも楽しいから、ちゃんとやりますとも！！
息子曰く「ヒロインはカミュでベロニカはマスコット」…
マジか！？

pixivに投稿した物とは
台詞等を変更してみました↑↓

だからと言って、オリジン愛が薄れた訳では
微塵もありませぬ！！ダレス×ユーゴ話の
続きを楽しみにしております～^^v そんな訳で
今日の妄想は蒼羽様の設定をお借り致しました♪

↓本日のファクト兄弟＋α妄想↓

[2回]

ふと窓の外を見ると、
銀色の長い髪が視界に入る。

月の光を思わせるその色が、
陽光を纏ってきらきらと輝く様は
とても美しかった。

（ダレス……）

自分に言い聞かせるような小声で
そっと相手の名を呟く。

細身で長身、端正な顔立ち。

見目麗しいその姿は
誰でも惹きつけられずにはいられない。

当然、ユーゴも例外ではなかった。

遠ざかって行く背中を
目で追いながら、溜息をつく。

一体、どんな人なのだろう…？

兄の友人でありながら、直接言葉を交わした事はない。

強い関心を持っているにもかかわらず、
声をかけるのは躊躇われた。

突然、ダレスの歩みが止まる。

そのままゆっくりと、校舎の窓の方へ
視線を向けた。

「……！！」

ユーゴは一瞬、呼吸を止める。

頬がかっと熱くなった。

そして間髪入れずに鼓動が高鳴ってゆくのを、
強烈に自覚するのだった。