すな粉妄想日記

涙で潤んだ碧い瞳、

甘い吐息を漏らす小さな唇。

悦楽に囚われた体は、
トールが望むままの反応を見せてくれる。

「くっ……、う……」

触れる度に白い肌が朱く染まって。

「はぁ…、あっ！！」

華奢な体が仰け反り、嬌声が響く。

その反応全てが、快感の証だった。

もっとだ。

もっと……

トールの体が激しく疼き始める。

下腹部に集まる熱を感じて、
全身に震えが走った。

もっと……お前が……

「お前が、欲しい」

心の底からの想いが零れ出す。

聞き取れない程の微かな囁きになって。

トールは一旦、ユーゴから離れると
そのまま下方へと移動する。

弟は荒い呼吸をしながら
快楽の余韻にほだされていた。

もう、抵抗する力もなさそうだった。

抵抗されたとしても、力尽くでねじ伏せるだけだが。

ゆっくりと腰の辺りに手を伸ばす。

邪魔なベルトを強引に抜き取る。

「……！？」

その動きにユーゴが気づいた時には
すでに遅く。

下着ごとズボンを引き下ろされ、
昂ぶった男の象徴が剥き出しになった。