すな粉妄想日記

管理人の不届きな妄想日記です；主にＹｓ０ファクト兄弟中心。 ※オリジンネタバレ注意※

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想定の範囲外２

たまには柄にもなく真面目な話をしてみようかと。
間違っていても見逃して下さいね（笑）

今話題になっている「ＴＰＰ＝環太平洋戦略的経済連携協定
（Trans Pacific Partnership）」参加問題について。
関税をゼロにして、自由に貿易をしようという話です。
海外から安い農産物が輸入されるようになると、
国内の農業は大打撃を受けて食料自給率が下がってしまうそうです。
輸出面では、関税がない分安く売れるため価格競争で有利になるそうです。
農業が犠牲になっても、それをカバーできる位の利益を上げられれば
参加するメリットがあるという事になるのでしょうか…？
でもですね、他国からの製品をそんな気前良く買ってくれる程
好景気な国なんてないのでは…！？

↓本日のファクト兄弟＋α妄想↓

[3回]

「君自身に興味がある」

紅い眼をした銀髪の魔道師は、
静かな口調でユーゴに告げた。

「私の見立てでは、君の素質は兄以上だと思うが」

その言葉に少なからず、心惹かれた。

まさかこんな事態になるとは
予想していなかったが…

行為自体は既に、父と経験済みだった。

それも一度だけではない。

何度も何度も、繰り返し行為に及んだ。

最早、日常の一部なのだと錯覚してしまう位に。

決して気分の良いものではないが…

貫かれる瞬間の激痛さえ
やり過ごす事ができれば、
後はひたすら耐えていればいい。

何も思わず、何も考えず。

相手が満足するまで。

同性同士で関係を持つなど、
通常ならありえないと思っていた。

極めて特殊で、例外的な事の筈だと。

父は、特別なのだと。

（…しかし…）

目前の男は、当然のように
それを要求している。

（もしかしたら…）

もしかしたら、自分が考えていたよりも
異常な事ではないのだろうか？

これ程までに罪悪感に苛まれなくても
良いのだろうか？

不思議にも、ユーゴは心のどこかで
奇妙な安堵感を覚えていた。