すな粉妄想日記

繋がった秘所から生まれる、
熱い疼き。

「あ、あぁっ……！！」

内壁を激しく擦り上げられ、
全身に狂おしい快感が駆け巡る。

「ダレスっ…、ダレス…！！」

限界まで責め立てられたユーゴは、
恋人の名を幾度も叫ぶ。

それに答えるように、
ダレスが強く腰を打ち付けた。

「…っ！！」

声にならない悲鳴が
ユーゴの唇からほとばしる。

それと同時に、ユーゴ自身からも
漲る解放の証が溢れ出た。

ぬめりを帯びた体液が
肌に飛び散り、幹を伝って滴っていく。

ダレスもまた、恋人の体内に
ありったけの欲望を注ぎ込む。

「……は…ぁ…、…」

甘い喘ぎを漏らしながら、
ユーゴがぐったりと崩れ落ちる。

静まり返った部屋に、お互いの
荒い呼吸の音だけが響く。

未だ結合を解かないまま、
ダレスは不敵な笑みを浮かべた。

あの時。

トールに眠っているユーゴを抱かせた時…

恋人はおそらく、ダレスの名を呼んだだろう。

つい先程のように。

絶頂に達する時、ユーゴは
いつもそうなのだから。

そうするように仕込んだのだから。