すな粉妄想日記

ズボンを脱がせたユーゴを、
俺は自分の膝の上に座らせた。

今、弟に起こった事…
夢精について分かりやすいように
説明してやると、ユーゴはやっと安心した。

「でも…、ごめんなさい」

落ち着いたらしく、
しおらしい様子で謝ってくる。

「兄さんのベッドで…こんな事」

心底申し訳なさそうにするその姿は、
我が弟ながらとても愛らしい。

「気にするな。
お前が成長した証拠なんだから」

まだ子供だとばかり思っていたが…
弟は着実に大人へと近づいているのだ。

（何だか…感慨深いものがあるな）

そう思いながら、
慰めるつもりで頭を撫でてやっているうちに、
ある感情がむくむくと湧き上がってきた。

「ユーゴ」

「？何…？」

首を傾げて俺の方を見上げる仕草がまた
たまらなく可愛い。

「いい機会だ」

そう言って、剥き出しの下半身に
手を伸ばす。

「処理の仕方を、教えてやろう」

精を吐き出したばかりの
ユーゴ自身に、そっと触れる。

「！？え…！？」