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すな粉妄想日記

管理人の不届きな妄想日記です; 主にYs0ファクト兄弟中心。 ※オリジンネタバレ注意※

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夏の暴挙2

「進撃の巨人」リヴァイ兵長の
お掃除姿に全力で吹いた件について。
ちょ、可愛すぎやしませんか!?
窓を開いた瞬間ったらもう(笑)
あとハンジさんの語りっぷりが半端ねぇっす。
妄想する腐女子みたい;

そして、昨日でこのサイトも6周年!!
足を運んで下さっている方々、
本当にありがとうございます^^

↓本日の騎士団妄想↓

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「…何かあったのかもしれん」

サウルは顔を顰めて
不安げに呟く。

ノルティア氷壁まで確かに距離はあるが、
いくら何でも遅すぎる。

「では、俺が探しに…!!」

その言葉を受け、ガレオンが声を上げたその時。

「あ!!」

背の高い人影が、神殿の廊下を
ふらふらと歩いてきた。

見覚えのあるその姿に、
騎士団員達がいっせいに叫ぶ。

「トール!!」

「トール副長!!」

呼ばれた張本人は、
力無く手を挙げてそれに答えた。

どうやら、相当疲労しているようだった。

「おい、トール!!」

「大丈夫ですか、副長!!」

団員達が急いで駆け寄ると、
トールは苦笑いを浮かべながら言った。

「…すまない…みんな…」

全身が、ぐっしょりと濡れている。

髪の先から大粒の雫が滴り落ち、
床に小さな水溜りを作った。

「ど、どうしたんだ!?」

汗にしては量が尋常でない。

慌てる皆に、トールは
か細い声で説明を試みた。

「こ…氷…」

氷。

そう言えば…と
団員達が顔を見合わせる。

トールの目的は、
氷の調達だったのだ。

「氷を…背負って来ようと思ったんだが…」

「???」

「…どうやら…間に合わなかったようだ…」

そこで、全員が理解した。

トールは巨大な氷を背負い、
それが溶け切る前に帰ろうとしたのだ。

が、この暑さは予想以上だったらしい。

懸命に急いだ努力も空しく、
氷は跡形もなかった。

結果、氷の代わりに濡れ鼠状態の
トールだけが残ったという訳だ。

「トール…」

「お前って奴は…」

しかし皆、それ以上は何も言わない。

誰もが心をひとつにしていた。

この不器用さは最早、イースの国宝級である…と。
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すな粉
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性別:
女性
自己紹介:
妄想大好き酪農家。
牛と子供の世話に追われる
日々を送っています。
極度な面倒臭がり屋。
どうにかしなければと思いつつ
どうにもなっていません(汗)

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