すな粉妄想日記

管理人の不届きな妄想日記です；主にＹｓ０ファクト兄弟中心。 ※オリジンネタバレ注意※

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執着の果てに

ああ、楽しい！漫画を描くのが楽しいです！！
思った通りに絵にできないのがもどかしい（涙）
しかも上げた後に見直すと、修正したくなる箇所があちこち…
自分以外誰も気にしないような細かい所なのですけど
後からこっそりちまちま直したりしています；
漫画家さんって本当に凄いですよね…
先日、友人達と話したのですが
少年漫画は本当にレベルが高い！！
週刊であのクオリティって凄過ぎでしょう！！
私は小学生の頃からずっと週刊少年漫画雑誌を
読み続けていて（父親が買ってきていたので）
特にサンデーが大好きでした。今もたぶん１番好きです^^
部数がね…やばそうなんですけど（滝汗）
それで毎週楽しく読んでいたのですが、
当時家に来ていた獣医さんが雑誌を
持って行ってしまっていたのです！！
隠してもすぐ発見されてしまうし子供の自分涙目。
その時は単行本の存在なんて知らなかったし…
今にして思えば誰か教えてやってくれよ…；
両親曰く、私は獣医さんの事を「サンデー泥棒」と
呼んでいたらしいです。し、仕方ないよねそれは！！
昔はマガジンやジャンプに比べると
サンデーが１番健全だった気がします。
「ゴッドサイダー」なんて
今のジャンプでは絶対掲載させてもらえませんよ！？
というか、あれ少年に読ませるものじゃないですよ！！
ベルゼバブ様のポロリやら下着姿やら一体誰得；
でも瑠璃子は可愛い。衣装もエロい。
実は大好きな漫画です（あれ）

絵の方はサイトにせっせと上げているので、
今日は久しぶりに文章です^^

↓本日のファクト一族＋α妄想↓

[1回]

深く被ったフードの下から、
魔道士は怪しく瞳を輝かせる。

その視線の先にあるのは、
独り佇む青年の姿。

端正な顔立ちに加え、
腰まで届く長い金髪が印象的だった。

しかし、彼の姿はそれ以上に
目を引くところがあった。

透けるほどに青白い肌と、
禍々しい２本の角。

どう見ても人のそれではない。

魔道士は魔族と化した青年を
満足そうに眺めながら、
昔の記憶に思いを馳せる。

いかんせん数百年前の出来事なので、
霞がかかったように漠然としているが……

それでも脳裏に強く
刻み込まれているものがあった。

「……ファクト…」

微かな声で呟く。

「ユーゴ＝ファクト」

その心に巣くった闇は深く、
自分達の仲間に相応しい資質を備えていた少年。

身も心も、完全に支配してやろうと思っていたが…

余計な邪魔が入ったために
彼は魔の誘惑から逃れてしまった。

あの口惜しさは、数百年たった今でも衰えてはいない。

しかし……

魔道士はもう一度、目前の青年を見据える。

魔に身を堕としてなお、
青年は彼の先祖の面影を色濃く残していた。

だが先祖とは違い、魔を完全に受け入れ
その身を闇に染めた。

自らの欲望に従い、貪欲なまでに力を求めた結果だ。

「……全く…」

魔道士は独り、忍び笑いを漏らす。

今度こそ手に入れたのだ。

もう決して、逃がしはしない。

「業の深い一族だな……ファクト」