すな粉妄想日記

ダレスが思ったよりも、ユーゴは強情だった。

昂ぶりを見せる中心を刺激しても
くぐもった呻きを漏らすだけで、
嬌声を上げたりはしない。

（なかなか頑張る……）

獲物のしぶとさに、ダレスはかえって
興奮を覚えた。

後ろの入口をそっと撫で回すと、
ユーゴが体を強張らせた。

はっと息を呑んだのが伝わる。

静かに指先を中へと進ませた。

「……ぅ……！」

これは流石に辛いらしく、
喘ぎに近い声が零れる。

敏感な箇所を探り当て、強く刺激すると
細い体が仰け反った。

「………っ…」

だがそれでも、ユーゴは必死に堪えていた。

目をきつく閉じたまま、唇を噛み締めて。

その姿にダレスはこれ以上ない程
情欲を煽られる。

もっともっと…虐めてやりたい。

そうだ。

ふと思いついて、ダレスはベッド脇に
置いてある自分の携帯を手に取った。

そしておもむろに、ある操作をする。

『……ぁ…』

動画が再生された。

そこから流れ出たのは…

『ん、あぁ…！！』

「っ！？」

途端、ユーゴの表情が凍りついた。