すな粉妄想日記

管理人の不届きな妄想日記です；主にＹｓ０ファクト兄弟中心。 ※オリジンネタバレ注意※

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初めての口付け

ファクト兄弟同盟の方でお題を追加しました！！
妄想が溢れてどうしようもないので、
そっちでもせっせと１８禁な兄弟話を
展開していこうと思います（待て；）

ユーゴを１番悦ばせる事ができたのは、
ダレスさんだと思います。

父上は相手の事など微塵も考えないので論外。
キスなんか絶対してくれませんよ！！

お兄ちゃんは言うまでもなく不器用。
しかし本人もそれを自覚しているので、
その分きっと丁寧にやってくれます。
ただユーゴの愛情度が最も高いため
スキルの低さを愛でカバーできるかも知れません。

ダレスは経験も豊富な上、自分に優しくしてくれる
大人の男性というユーゴのストライクゾーンに
もろに入っています。しかもお兄ちゃんと違って
余裕たっぷりです。少年１人手懐ける事など朝飯前ですね！！

↓本日のファクト兄弟妄想↓

[4回]

「ユーゴ…」

優しく自分を呼ぶ兄の声。

「嫌なら…、止めておくか？」

ユーゴはかぶりを振る。

どうして拒絶などする筈があるだろう？

ずっと想い続けてきた最愛の人、

兄の腕の中に抱かれているというのに。

「大丈夫だよ」

トールは少し怪訝そうな表情をする。

無理をしているのではないかと
心配しているのだ。

が、弟の言葉にゆっくりと頷き
そっと唇を重ねた。

それは心から慈しむような、とても優しい口付けだった。

ユーゴは瞳を閉じて、愛されている悦びに浸る。

この上なく幸せだと思った。

とても嬉しかった。

初めての口付けを、
兄と交す事ができたから。

けれど。

もし…

もしこのまま。

最後まで結ばれて、

自分の中に兄を受け入れる事になった時…

彼は気付いてしまうだろうか？

この体がもう、
他の男を経験してしまっている事に。

ユーゴは唇を噛みしめた。

自分で望んだ訳じゃない。

裏切るつもりなんてなかった。

（兄さん…）

だから。

だからどうか…

気付かないでいて。