すな粉妄想日記
管理人の不届きな妄想日記です; 主にYs0ファクト兄弟中心。 ※オリジンネタバレ注意※
先輩の提案
鬼面の扉の前で、
ユーゴとミュシャはカデナの判断を仰いだ。
「これは…」
年上の魔道師は思わず眉を顰める。
「どうやら、途方もなく強力な呪いがかけられているみたいね」
ユーゴは、やはりそうか…といった感じで
エポナの言葉を伝えた。
「敵の女戦士は、『僕達に開ける事は不可能だ』と…」
それを聞いてカデナは頷く。
「多分、魔を受け入れた者以外は、
決して開く事ができない…そういう呪いなんだと思うわ」
「どうやったら、開けられるんでしょう?」
黙って聞いていたミュシャが、おずおずと尋ねた。
「そうね…」
少しの間考えて、カデナは答えた。
「とびきりの呪いがかけられた
魔法具をつけるとか」
「そんなのを身につけたら、ただじゃ済みませんよ」
「魔を受け入れた人間を連れてくるとか」
「そ、それはもっと無理そうですよ…」
ユーゴとミュシャは顔を見合わせて
溜め息をつく。
話を聞く限りでは、自分達でどうこう
できるようなものではなさそうだった。
しかし。
「あら、簡単よ」
「え?」
さらりと言ってのけたカデナの顔を、
2人は思わず見つめる。
「ど、どうやって?」
「魔を受け入れた者以外は、開けられないんでしょう…?」
戸惑う後輩達に、カデナはにっこり微笑んでみせた。
「だから、連れて来るのよ。そういう相手を」
「だ、誰をですか?」
ミュシャは目を丸くして首を傾げる。
「…まさか」
ユーゴが一気に表情を曇らせた。
「そう。あんたの兄…トール=ファクトよ」
「な、何を言ってるんですか!?」
あまりに突拍子もない提案に、
ユーゴとミュシャがそろって声を上げた。
「できる訳ないでしょう!?」
「できるわよ」
「……」
自信たっぷりに、カデナは告げた。
「ユーゴが色仕掛けで連れて来ればいいじゃない」
「!?な…」
「こう、ちょっと服を乱れさせて
『お願い兄さん…何でもするから』とか言えば、
トールなんかイチコロよ!!」
「先輩!!」
ユーゴとミュシャはカデナの判断を仰いだ。
「これは…」
年上の魔道師は思わず眉を顰める。
「どうやら、途方もなく強力な呪いがかけられているみたいね」
ユーゴは、やはりそうか…といった感じで
エポナの言葉を伝えた。
「敵の女戦士は、『僕達に開ける事は不可能だ』と…」
それを聞いてカデナは頷く。
「多分、魔を受け入れた者以外は、
決して開く事ができない…そういう呪いなんだと思うわ」
「どうやったら、開けられるんでしょう?」
黙って聞いていたミュシャが、おずおずと尋ねた。
「そうね…」
少しの間考えて、カデナは答えた。
「とびきりの呪いがかけられた
魔法具をつけるとか」
「そんなのを身につけたら、ただじゃ済みませんよ」
「魔を受け入れた人間を連れてくるとか」
「そ、それはもっと無理そうですよ…」
ユーゴとミュシャは顔を見合わせて
溜め息をつく。
話を聞く限りでは、自分達でどうこう
できるようなものではなさそうだった。
しかし。
「あら、簡単よ」
「え?」
さらりと言ってのけたカデナの顔を、
2人は思わず見つめる。
「ど、どうやって?」
「魔を受け入れた者以外は、開けられないんでしょう…?」
戸惑う後輩達に、カデナはにっこり微笑んでみせた。
「だから、連れて来るのよ。そういう相手を」
「だ、誰をですか?」
ミュシャは目を丸くして首を傾げる。
「…まさか」
ユーゴが一気に表情を曇らせた。
「そう。あんたの兄…トール=ファクトよ」
「な、何を言ってるんですか!?」
あまりに突拍子もない提案に、
ユーゴとミュシャがそろって声を上げた。
「できる訳ないでしょう!?」
「できるわよ」
「……」
自信たっぷりに、カデナは告げた。
「ユーゴが色仕掛けで連れて来ればいいじゃない」
「!?な…」
「こう、ちょっと服を乱れさせて
『お願い兄さん…何でもするから』とか言えば、
トールなんかイチコロよ!!」
「先輩!!」
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プロフィール
HN:
すな粉
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性別:
女性
自己紹介:
妄想大好き酪農家。
牛と子供の世話に追われる
日々を送っています。
極度な面倒臭がり屋。
どうにかしなければと思いつつ
どうにもなっていません(汗)
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