すな粉妄想日記

「ふぁ…、…あんっ…！！」

トールの愛撫によって与えられる感覚に、
ユーゴは嬌声を上げる。

「兄さん…トール兄さん…！！」

初めて感じる快感が
全身を駆け巡り、意識を支配していく。

「ユーゴ…」

そんな弟の姿を、トールは心底
愛おしそうに眺める。

同じ男同士、どうすれば感じるのか
良く理解していた。

「もっと…もっとだ」

「っ！？や…」

華奢な体が大きく仰け反る。

「そんな…、兄さ…、ああっ！！」

唇から溢れ出る甘い叫び。

「もっと…愛してやる」

トールは夢中で、弟の秘所を責め続けた。

「や…、だめ…っ……」

強烈な刺激にユーゴは激しく身悶える。

恥辱のあまり、唇から迸る声は悲鳴に近い。

今の今まで見られる事はおろか、
触れられる事など想像もしていなかった。

まして、こんな……

「いや……いやぁっ！！」

細い体がシーツの上で大きく跳ねる。

言葉とは真逆の反応を見せる肉体……

その淫らな姿は、トールの情欲を更に加速させた。