すな粉妄想日記
管理人の不届きな妄想日記です; 主にYs0ファクト兄弟中心。 ※オリジンネタバレ注意※
償い2
「ち、違う…!!」
ユーゴは激しくかぶりを振った。
「そんなんじゃない」
兄に対しての罪悪感は確かにあるが、
それだけで受け入れる事のできる
行為ではなかった。
男同士で、しかも兄弟で
身体を繋ぐなどという背徳的な行為は。
険しかった兄の表情が和らぐのを
見つめながら、ユーゴは言った。
「僕は…」
それを決意させるに至る
感情はただひとつ。
「僕は、兄さんが好きだ」
生まれてからずっと、自分を
優しく守ってくれた兄。
嬉しい時も悲しい時も、
いつも必ず側にいてくれた兄。
兄の存在が、ユーゴの幸せだった。
「でも…兄さんにとっては…」
苦しそうな声で続ける。
「僕は必要じゃなかった。
だから、帰ってこなかったんだ」
自分で自分を傷つけるような言葉を
吐き出して、ユーゴは涙を溢れさせた。
「僕の存在が邪魔だから、」
その言葉が終わらないうちに、
トールはきつく弟を抱きしめた。
「…!?」
「お前こそ判ってない」
低く重圧感のあるその声に、
ユーゴは思わず身を竦める。
「俺がどんなに…お前の事を想っていたか」
ユーゴは激しくかぶりを振った。
「そんなんじゃない」
兄に対しての罪悪感は確かにあるが、
それだけで受け入れる事のできる
行為ではなかった。
男同士で、しかも兄弟で
身体を繋ぐなどという背徳的な行為は。
険しかった兄の表情が和らぐのを
見つめながら、ユーゴは言った。
「僕は…」
それを決意させるに至る
感情はただひとつ。
「僕は、兄さんが好きだ」
生まれてからずっと、自分を
優しく守ってくれた兄。
嬉しい時も悲しい時も、
いつも必ず側にいてくれた兄。
兄の存在が、ユーゴの幸せだった。
「でも…兄さんにとっては…」
苦しそうな声で続ける。
「僕は必要じゃなかった。
だから、帰ってこなかったんだ」
自分で自分を傷つけるような言葉を
吐き出して、ユーゴは涙を溢れさせた。
「僕の存在が邪魔だから、」
その言葉が終わらないうちに、
トールはきつく弟を抱きしめた。
「…!?」
「お前こそ判ってない」
低く重圧感のあるその声に、
ユーゴは思わず身を竦める。
「俺がどんなに…お前の事を想っていたか」
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すな粉
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性別:
女性
自己紹介:
妄想大好き酪農家。
牛と子供の世話に追われる
日々を送っています。
極度な面倒臭がり屋。
どうにかしなければと思いつつ
どうにもなっていません(汗)
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