すな粉妄想日記

管理人の不届きな妄想日記です；主にＹｓ０ファクト兄弟中心。 ※オリジンネタバレ注意※

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ブラコンな恋人１１

いやああああああもう「俺屍」燃え！萌え～！！
氷の皇子最高！！まだ会ってませんけど！！
だって戦ったら全滅確実。むざむざ死なせる訳には…；
勢い余って、朱点が寝ている間こっそり頬擦りする皇子とか
描いてみたんですが…あれ、これってトール兄さん？（笑）

↓本日のファクト兄弟＋α妄想↓

[3回]

たまたま立ち寄った書店で、
ユーゴは意外な相手に出会った。

「……！」

華奢な体躯に、腰まで届く
ゆるいウェーブのかかった銀の髪。

嫌でも目を惹くその人物は、
ユーゴの記憶通りなら…

（…ダレス…？）

兄の恋人であった。

複雑な気分でユーゴは
彼を眺めた。

幸い、相手は本棚に視線を走らせていて
こちらに気づく気配はない。

改めて見てみると、ダレスは
本当に目立つ男性だった。

もちろん良い意味で。

この隣に、自分の兄がいる所を想像してみる。

弟の贔屓目かもしれないが、
兄の見た目はかなり良いと思う。

背も高いし、肩も広くて逞しいし、顔だって整っている。

そんな２人が並べば、
さぞかし見栄えが良い事だろう。

つまり、お似合いという事だ。

（……だけど…）

あの日、ダレスの部屋から
帰って来て以来、兄の様子がおかしくなった。

携帯を何度も開いては、
溜息をついている姿も目にした。

もしかして、相手と何かあったのではないか。

破局とまではいかなくとも、
それに近い程の事が…

嘆息する兄を見ながら、
ユーゴは密かに懸念していたのだ。