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すな粉妄想日記

管理人の不届きな妄想日記です; 主にYs0ファクト兄弟中心。 ※オリジンネタバレ注意※

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この腕の中で

今日は廃品回収でした。
息子と同じクラスの女の子がお手伝いに来ていたので、
早速ダルク先生について尋ねてみました♪
「髭があるけどおじさんじゃない」だそうです!!
息子によると体は細いらしいですが…ううむ?

それから久しぶりに同盟の方も更新しました♪
よろしければ足を運んでやって下さいませ^^

↓本日のファクト兄弟妄想↓

拍手[3回]

兄の背中に腕を回して、
ユーゴは密かな吐息を漏らした。

逞しいその肉体に抱きしめられるのは、
とても心地良かった。

温かくて、優しくて…

半ば恍惚としながら瞳を閉じる。

歳の離れた兄トールは、
ファクト家の後継者として
申し分のない人物だった。

いずれ父に続いて、立派な神官になるだろう。

それは誇らしい事であったけれど、
同時に激しい劣等感をも呼び起こした。

兄に比べて自分は、
どれ程の価値があるというのか?

兄の目に自分は一体、
どう写っているのだろうか…

決して表面には出さないものの、
その感情は日に日に強く、大きくなっていった。

(僕は…どうすればいいんだろう)

そんな思いを抱えて過ごして来たある日。

ユーゴはトールに求められた。

(お前が欲しい)

ひどく驚きはしたものの、
ユーゴは兄を拒まなかった。

嬉しかったからだ。

兄が…あの尊敬して止まない兄が、
自分を必要としてくれた。

本来なら許されない行為のはずなのに、
胸は高鳴り、体は満たされた。

頬に触れる金の髪、肌を伝う指先、
何度も自分の名を呼ぶ唇…

全てが鮮明に、ユーゴの記憶に刻み込まれた。

そしてトールに抱かれる度、
その時の兄の表情を思い出す。

(ユーゴ)

強い決意を秘めた瞳で
見つめてきた兄は、とても苦しそうで。

(お前を愛している)

そう弟に告げるのに、
どれだけの勇気を必要としたのか…

うっすらと目を開けると、
自分を愛おしそうに眺めるトールの顔が
間近にあった。

たちまち胸が熱くなる。

抱きしめた腕に力を込めて、
そっとユーゴは囁いた。

(愛してる、兄さん…)
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自己紹介:
妄想大好き酪農家。
牛と子供の世話に追われる
日々を送っています。
極度な面倒臭がり屋。
どうにかしなければと思いつつ
どうにもなっていません(汗)

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